バルセロナの本の日、バラの日、サンジョルディの日の風景。

今日、4月23日は 『本の日』 サン・ジョルディです。

バルセロナがあるスペイン・カタルーニャ地方の守護聖人の日です。
簡単にいうとバレンタインデイのような感じでしょうか。
この日が近づくと、本屋や花屋のスタンドが並びます。

街の中心部は、バラで飾り付けられた街の様子を写真におさめようとする観光客や、バラや親しい人に送るための本を選ぶ人などで賑わいます。
大型書店はどこも会計を待つお客さんたちで長蛇の列ができています。



サンジョルディの習慣

通常は男の人が女の人へバラの花を贈り、女の人が男の人へ本を送るということになっていますが、最近では本を送り合うことも増えたようです。
気持ちが大切とはいえ、バラと本だったら、本をもらった方が嬉しいですもんね。
ここの女友達からよく聞くのは、『私たちバラしか受け取らないのに高い本をあげなきゃいけないのはフェアじゃないわ。私だって本がほしーの』だそうです。そうですよね。
でも、相手の好みの本を選ぶのって難しそうです。
自分の好きな本の中からあまり奇抜でない万人ウケしそうなもの、しかも相手も持ってなさそうなものをチョイスしないといけませんね。まあ、選ぶのも楽しいんですが。

なぜバラの花?なぜ本?

バラの花を贈るようになった由来はというと・・・

その昔、この国には人々を苦しめていた怪獣ドラゴンがいました。その怪物の怒りを鎮めるために毎日生贄を一人づつ怪物に供えていました。そして日は巡り、ついにお姫様が生贄として送られることに。
そして、まさにお姫様が回bつの餌食になろうとしているその瞬間、白馬にまたがった騎士サンジョルディが間一髪で槍をドラゴンの心臓に打ち込みお姫様を救出!
怪物から流れ出した真っ赤な血からは美しい真っ赤なバラの花が咲き始めました。
ジョルディはこの花をお姫様に永遠の愛の象徴として姫にプレゼント。ハッピーエンドです。
これがバラの花を送る由来です。


今では白、黄色、青、黒といろいろ花の色が売られていますが、やはりクラシックな赤がいいですね。

本の由来は?

本を送る習慣はまだ歴史は浅いようです。20世紀初頭、この祝日4月23日が「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日であり、またシェイクスピアの誕生日と命日でもあるため1923年にカタルーニャ地方の本屋が本を贈ろうというプロモーションを始めたためだそうです。本に赤いバラの花素敵ですね。
映画「You`ve got mail」でもメグ・ライアンがメール相手をレストランで待つシーンで「傲慢と偏見」の本に赤いバラが挟まれた本をテーブルの上に置いていたような。

赤いバラが似合う本て何ですかね。

ちなみに私が大好きな本は「海底二万マイル」とか「80日間世界一周」あとは星野道夫さんの本ですかね〜。

バラで飾り付けられたカサ・バトリョ

また、街中のいくつかの有名な建築物や公園などはバラの花やカタルーニャ州の旗で飾り付けられます。



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