スペインでも花粉症 宙を舞うギンドロのワタは金も運ぶ?

ちょうど1週間前、4日連続でF1スペインGPを観に行ってきました。木曜日は雨が降りましたが、金曜日から決勝レースが行われた日曜日までは晴れ、気温は25度以上に上がったと思います。かなり日に焼けました。太陽と熱と謎の浮遊ワタと戦いながらの観戦でした。





宙を舞うワタ

この時期になると、バルセロナ市内や郊外の街、もちろんサーキットでも空気中を漂うコットンのようなものがそこらじゅうふわふわしています。
F1のテレビ映像でこのふわふわご覧になった方も多いんじゃないでしょうか。服にも髪にも尽くし、車のラジエーター鼻の中にも入ってきます。

このふわふわがヨーロッパでの花粉症の一因になっているようです。

こいつが空気中をふわふわ漂う景色はメルヘンな感じでいいんですけどね。くしゃみ止まらない人大発生の原因です。この棉の中身は花粉ではなくて種子なので花粉症とは言わないのでしょうか?

ALAMO BLANCO ギンドロという木が原因。

ヤナギ科の一種だそうでヨーロッパ中南部(ポーランドにもありました。寒さにも強いようです。)西アジアに分布する落葉高木で、4月ごろに花を咲かせます。そのあとこのワタのようなものを飛ばし始めます。このわたの中身は種子です。
植物の種の飛散のさせ方って面白いですね。
甘い果実を使って動物に食べさせ、運ばせるもの。プロペラのようなもので畔に乗って飛ばすもの。動物や人にくっつくもの。鳥に運ばれたり海流に流されるのを除いたら、このわた浮遊形式かなりの長距離移動できるはずです。何十キロ何百キロって山間の上昇気流にでも乗ったら飛ばされていくんじゃないでしょうか。
DNAメッセージin the WATAですね。
街路樹に利用されたり(風に強いでの海沿いの道の防風林に使われてます)、木材はキリスト教などの聖像の作成にも使われています。
木材は乾燥が早く、磨耗にも強く、そして弾力がありしなやかだそうです。

また、昔、古代ケルト民族のドルイド教下では、このギンドロの葉を身につけて持ち歩く習慣があったそうです。お金を呼び寄せるという力があると信じられていたからだそうです。
ということはこのワタはお金のタネ?これで花粉症になったら、犬のウン○を踏んだ時ぐらい運がいいってことでしょうか?
私も持ち歩こうかな。この木の皮と葉で服を作りたいくらいです。

  (下の写真、空気中を舞うワタが反射してるのが見えますか。実際の量は5秒に1回ぐらい体と接触するぐらい飛んでいます。呼吸するのもためらわれる量です。)

この時期にギンドロの木を見つけるのは簡単です。まあ、雌木だけですけど。林や公園に白いワタをかぶったよう木があったらこれです。森の中でも目立ちます。ワタを重そうに垂れ下げていて、遠くから見るとその木だけ雪に覆われているようで初夏の緑の中の異様な雰囲気です。





このほかにもう一つ困り者の木があるんですがそれは次回。

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