カタルーニャ北部の湖、川でルアー釣り。

日曜日、冬の冷たい雨が降る中バルセロナから北に140kmほどのところにある川、湖に釣りに行ってきました。
朝、出発したのは6時、8時ごろ日が登るので外は真っ暗です。朝のうちはまだ晴れていました。
友人が運転する車に乗ってAP-7というフランスにつながる高速道路を北上、出発から1時間半も経つと空が明るくなってきました。
丘と低い山が連なりその間の谷や平地には畑が並んでいます。1週間前まで春のような陽気で暖かかったので、溢れた麦の種が発芽して、ところどころ緑色の絨毯が広がっています。




菜の花もいたるところに群生し、白い可愛らしい花を咲かせています。
遠くに見えるピレネー山脈は麓あたりから雪で覆われ手前の濃い緑の針葉樹の山と、青みがかってきた空といいコントラストです。
生まれ故郷の、群馬県前橋市から晴れた冬の日に遠く見える谷川岳の白さを思い出します。

畑には春の訪れを告げるアーモンドの花がもう咲いていました。
くらい景色の中にぼんやりと白く花を咲かせたアーモンドの木が立っています。
畑にろうそくが灯してあるような、今季にだけ雪が積もったような不思議な美しさがあります。
いつかスペインを離れる時、きっとこの景色が恋しくなるんでしょうね。

[blogcard url=”http://eurokurage.com/2017/02/17/post-643/”]




バルセロナを出てから2時間半後、目的地のダム近くにある村へ到着しました。
そこにあるバーで釣り仲間数人と待ち合わせです。
車を運転し、この釣りツアーに誘ってくれた釣具屋のお兄さんの友達なので、私は初めて会いました。一人はフランスのトゥールーズからはるばるやってきた釣り人でした。
釣り好きが集まると、恒例のの写真の見せ合い、釣り武勇伝で盛り上がります。釣りに行くのも忘れて。

みんなでコーヒーを飲んだ後、山の上にあるダムへ向かいました。
ダムはかなり減水していました。10m以上は減水しているようです。
でも、いい雰囲気です。底は砂と岩で、なかなか透明度の高い水です。
岸から10mも行くと一気に20m以上の深さになります。

このダムには、パイク、ザンダー、パーチ、ブラックバス、鯉などが生息しているようです。
フランス人と釣具屋のお兄さんはフローターでジギングスタイルで釣るようで、道具を用意していました。




岸釣り組は早々に準備を終え、その辺でキャストを開始しました。
雰囲気も良く1時間以内には何か釣れそうな雰囲気でした。

余裕な雰囲気だったので、私は、先日買ったコットンコーデル、ボーイハウディーをキャスト。ただ動きを見てみたかっただけです。
見た目は安っちいんですが、動きはかなりいいです。もっと色違いも買っておけばよかった。

すぐにミノー、クランクベイト、スピナーベイトと変えてキャストを続けますが反応なし。
ゲーリーグラブ4インチにジグヘッドでダムの底部分も探ってみます、パドルテールをキャロライナにセットしてじっくり誘ってみても全く反応なし。

フローター組は魚探を使ってジギングで釣っていますが、1度あたりがあったのみらしいです。魚は16m付近に散らばっていてほとんど動かないようです。
3時間経過した頃には雨も降り始め気温も下がってきました。
あまりに雨が強くなったので、一度撤収。思い想いの場所で釣りをしていた7人が集まりましたが、誰も魚を釣り上げることはできず。厳しいです。

なので、このダムから流れ出している川に移動してそこでマスやパイクを狙うことに。
相変わらず雨が降り続けていたので、ひとまずレストランで軽く食事をして、雨脚が弱まるのを待ちます。
私は待ちきれずに、レインコートと竿を持ってレストラン前の川へ。雨の中キャストを続けますが全く反応なし。
橋の下で雨宿りをしていると、カワウソが泳いできて目の前で数頭がじゃれあって遊んでいます。これじゃ、魚は釣れませんね。

この時点で夕方4時過ぎ。山間の日暮れは早いです。雨も弱くなってきたので、場所を移動して最後の1時間にかけることに。

川は20m〜30mの幅があり、両岸とも草木で覆われています。所々に深みもあっていい感じです。みんないいポイントを探そうと散りました。私もいい場所を探そうと上流へ。
雰囲気は最高、鱒がルアーに飛びつく姿もイメージができているのですが時間がどんどんすぎていくだけ。
雨がフードを叩く轟音の向こうから、妻が叫ぶ声。200mほど後方で釣りをしていました。
使っていたのは、3gのジグヘッドにサヴェジギアのシャッドテール4インチ。
小さいパーチかなんかがかかったのだと思い、すぐには見に行きませんでしたが、やっぱり気になったので、小走りに暗くなり始めた砂利道を駆けて行きました。薄暗い中にフラッシュの光が輝きます。写真を撮ってもらっているようです。


フラッシュの光の中に現れたのは55cmほどのブラウントラウト。
最後の最後についに釣り上げました。7人で1日粘って1匹だけでしたが、まあ、1匹でも魚の姿を見ることができてよかった。
なかなかの引きだったらしく、しかも人生初トラウト。
いいな〜。今度は私が釣り上げます。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする